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◆ イタリア本 狩猟生活 ◆ イタリア本を手にとるための準備、あるいは能書き


イタリアは好きだけど…イタリア語を勉強しているのだけど…ブンガクはいまいち…という向きにも。
イタリアの本、通称イタリア本、略してイタ本。略す必要があるのかは疑問ですが、イタリア語の学習人口が増加中と報じられる今日、もっとイタリア本が親しまれても悪くはないかもしれない。
イタ本はピノキオやダンデだけではありません、文芸作品から始める必要もありません。
旅が好きなら、イタリア語で書かれた旅行ガイドを、料理が好きならレシピの本を、その他好きなジャンルから始めてみるのが、イタリア本狩猟生活の第一歩。

Quali sono i libri itliani? イタリア本とは
Come sono i libri italiani? イタリア書籍のスタイル
Quali sono reparti? ジャンルについて
Come e dove si puo' acquistare?1 イタリアでの探し方
Come e dove si puo' acquistare?2 日本でイタリア本にめぐり合う方法


Quali sono i libri itliani? イタリア本とは −装丁とか、いろいろ。見た目も大事−
ここでは、イタリア人著者による、(基本的に)イタリア語で書かれ、(なるべくなら)イタリアの出版社から刊行された本の総称とします。
世界で初めて活版印刷を発明したのは中国ですが、後にヨーロッパの出版文化を開花させたのは、イタリアのヴェネツィア。当時ヨーロッパの知識階層はラテン語という共通言語をもっていたため、その出版活動は、広くヨーロッパ全土に浸透しました。

[イタリア本の表紙] Copertina

表紙が本編と別刷になって巻かれているのが、ハード・カヴァー。
日本では、文庫本でも表紙は別紙になっていますが、イタリアではそれほどハード・カヴァー作品は多くありません。
新刊の文芸作品、大型の辞書、写真集、実用書のいくつかでしかお目にかかれないスタイルです。
Tascabile(ペーパーバック)などは、たいてい表紙だけ厚紙にして本文のパートと一体裁断にかけたもの多し。
普及版の書籍などで、表紙に見返しのついた本もありますが、それらの表紙はほとんどが本文に糊付けされているので、ハード・カヴァーのように取り外すことはできません。
文芸作品の表紙は、本文のイメージを喚起させるイラストや写真。
その図案は、タイトルや著者名からくっきりと独立しているので、ひとつの作品として鑑賞するのもまた楽し。

[イタリア本のスタイル] Aspetto

本の外観は、出版社などによって、非常にまちまち。一般の文芸作品には四六版や変形四六版が多いようですが、それも一概には言えない…。正規のA版、B版サイズではなく、変形版が多いかもしれません。
表紙の紙質も出版社によってひじょうにまちまちなので、これまた一般論は語れません。
共通しているのは、紙質は残酷なまで値段と正比例する、ということ。廉価版に使用されている紙は、ざらざらとして耐久性に乏しいので、浴室での読書には不適切。一方で高価なデザイン集などは、プラスティックと見まごうほどに完璧なコーティング。
それにしても、実用書などはともかく、文芸作品についても、あまりに出版社ごとに規格が異なるので、出版社をとりまぜてさまざまな作品を本棚に並べると、見事なまでに雑然となることうけあいです。

帯(宣伝文句の書いてある腰巻き)のついた本はそれほど目立たず、謳い文句は裏表紙に刷りこまれることが多いようです。
裏表紙はおしゃべりで、本文紹介や作者のプロフィール、推薦文、既刊のタイトルなどが並ぶこともあります。
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Come sono i libri itliani? イタリア書籍のスタイル−イタリア本の読み下しかた。中身も大事ー
[イタリア本の読み方] Da sinistra a destra
もちろん、本の見開きは左から右、日本と逆のページめくり。
日本の漫画(fumetto)はイタリアでも大人気で、以前はわざわざ左右を反転させて、欧米流に左→右のページ順に並べ直していたのですが、現在では日本のスタイルをそのまま活かし、右→左で読めるようになっています。だから、左(つまり裏表紙)から開くと、"DA DESTRA A SINISTRA!"(右から左だよ)という注意書きが目にとびこんでくるはず。分割されたコマの読み方も、きちんと説明してあります。

[イタリア本のスタイル2] Contenuto

出版記録:冒頭にちんまり鎮座ましましているのが、出版の記録。初版年度や出版年の列記。日本では「奥付」と呼ばれて、その名の通り一番最後に来るものなのですが。
献辞のことば:たいてい家族に向けられたもの。あったり、なかったり、作者の気分次第。
冒頭の一説:著名な人物の言葉や聖書の一文を冒頭に引用するパターンが多いようです。物語へのイントロダクション。インテリっぽくて素敵。

作者によるまえがき:これもまた作者の気分次第。あったり、なかったり。あるとすれば、あとがきよりもまえがきの方が確率的が高い。
目次:短編集やエッセイ集の場合、必須になるのが目次ですが、たいてい本文の最後についてくる。
なんでこんなところに…と後になって気付くことが多いです。
料理のレシピ集などでも、一覧は後ろのページに書かれていることが多いので、最後まで丹念に目を通しましょう。
あとがき:旅行記などでも、割合まえがきで述べてしまうので、あとがきはあまり読んだ記憶がない。
すこし寂しい気もするけれど、たいていの作者はそれほど多くを語らない。
解説:日本の本で解説にあたる文章に、お目にかかったことがないかもしれない。廉価版ならば、だいたい裏表紙に書き込まれている。
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Quali sono reparti? ジャンルについて −reparti/レパルティ とは、つまり、レパートリー
旅行でイタリアを訪れ、いざ本屋に入っても迷ってしまう…webの本屋で注文したいけれど、いまいちよく判らない…
そんなときにたぶん便利なイタリアの書籍ジャンル一覧です。専門分野の本をお探しの方は、メールにてご相談ください。
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