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PassaTempo -coi libri italiani -
Facciamo due passi coi tempi che passano. 時の過ぎ行くままに、お散歩。acuqferamaの散歩道。
acquferma→あっくあふぇるま。直訳すると「止水」、留まる水。 当サイトの首謀者
なによりも好きなもの、本とイタリア語、旅と音楽。
それから、ちいさなものとおおきなもの。たとえば、こどものてのひらと、夏の日の積乱雲。
それから、ふるいものとあたらしいもの。たとえば、崩れかけた山小屋と、木星探査船。バイオとかナノという名のテクノロジー。
日本に生まれ、雪国と南国に育ち、山と海に遊び、街と田舎とに住みつく、
Grande vababondaggia
グランデ・ヴァガボンダッジァ/大いなる放浪人。(自称)


1 イタリアの旅
1.SINEA シエナ
2.TOSCANA トスカーナ
3.MILANO ミラノ
2 イタリアではない国


■  Siena  ■ 水と道の行方
SIENA シエナはトスカーナ州の一都。ワインの里キィアンティを挟んで、
フィレンツェの南に位置する丘の上の城塞都市。
3つの丘と3つの谷と3つの大通りからなる。
中世13世紀頃、ローマとフランスを結ぶ街道の宿場町として繁栄を誇った。
世界で一番古い銀行は、このシエナの街に生まれた。

かれこれ8世紀に渡り、フィレンツェとは仇敵同士。
16世紀に起きたシエナ−フィレンツェ戦争の際には、シエナのそばを流れる川が、
兵士の血で真っ赤に染まったのだという昔語りが、今もひそやかに伝えられている。

トスカーナの丘陵地帯は意外に水の豊かな地。
ぽこぽことまあるいお椀状の丘と丘との境目が、流れる雨に削られて、
やがて小川に、下って川に、それからゆったりとウンブリア州を抜け、
ローマの街を潤し、ティレニア海を目指す。
シエナは丘の上の街。けれど、街のいたるところに泉がある、井戸がある。
水は街のあちらこちらから湧き、水盤を満たしている。
とても古い時代に、発達した地下水道網が張り巡らされたのだけれど、
そのことはシエナの住人でさえも、長い間忘れてしまっていた。

夜になると、泉に落ちる水とその反響音が、小さな丘の上の街をそうっと駆け抜ける。
眠りの中の夢のように、きっと、なにかを洗い流しては去ってゆく。
FONTE D'OVILE
フォンテ・ドヴィーレ
(羊小屋の泉)

観光客どころか、地元の人間も
滅多に訪れない。
読書にうってつけの隠れ家。
Siena, sempre trascorsano i venti rinfrescati sulle colline e l'acqua appena caduta a dal cielo a sottoteranea. 


PORTA D'OVILE
ポルタ・ドヴィーレ
(羊小屋への門)

城壁に開いた門。
ここから
CENTRO中心地へは、
とんでもない急坂の連続。
PIAZZA DEL CAMPO
カンポ広場
シエナのCENTRO
街の中央広場

「パリオ」という伝統行事の熱戦も
ここで繰り広げられる。

ゆるやかな傾斜が、
寝転びながら
夜空を眺めるのに、最適。
PALAZZO PICCOLO−MINI
パラッツォ・ピッコロミニ
(ピッコロミニ宮)
現在は市庁舎兼美術館。
カンポ広場の真正面に建つ。
S'HA DHI D'ANDA
これは、トスカーナ方言。
「さぁ、行こう」という意味。
この言葉は辞書にも載っていない。
ミラノやローマでは通じない。

SIENA−DOVE CI PORTANO, LA  CUI L'ACQUA E LE STRADE ?


Perche' un posto nella memoria sempre cosi ci coinvolge ai tempi passati, remoti, sebbene  mai e` raggiungibile ?  
どうして、
過ぎ去った時間やたどり着けない場所は、こんなにも
懐かしくて、美しいんだろう。
LA VASCA DELLA FONTE D'OVILE
ラ・ヴァスカ・デッラ・フォンテ・ドヴィーレ (オヴィーレの泉の水盤)

"OVILE"には「もう帰ることのない、懐かしい場所」という意味もある。

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